地球温暖化ガスを排出しないクリーンなクルマのひとつとして、今後さらに普及するとされている電気自動車(EV)。そのEVを充電することに加え、貯めた電気を家庭(住宅)で使用できる仕組みを『Vehicle to Home : ビークル to ホーム(Vehicle:英語で乗り物の意味)』といいます。 日常生活で使用するだけでなく非常時、停電時のバックアップ電源としても十分な電力を貯めることができるので、近年世界的に災害が多発していることもあり施主の防災への意識は高まっていて、そこに目を付けた大手住宅メーカーからも多くの関心を集めています。
EVで夜間などの安価な電力を活用し電気料金を節約できます
昼間の電力使用量の多い時間帯にEVに蓄えられた電力を使用し、ピークカットを実行することで基本契約料金を従来よりも低減することができます。太陽光発電でつくった電力も活用すれば、更にピークカットに貢献できます。
電力の自給自足で大災害に備える
停電時には、EVに蓄えた電気を家庭に放電(給電)。スタンダードモデルなら安心の3 k V A 出力、プレミアムモデルなら余裕の6 k V A 出力で、2 0 0 V のエアコンも稼働できます。EV の大容量蓄電池があれば、長時間※2の放電(給電)も可能です。
