売電の仕組み
家庭で作られた太陽光発電の電力は、国が定めた「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」に基づき、一定の条件で電力会社へ売却することができます。
電気を売ることを「売電」と呼び、その単価を売電価格と言います。
売電価格は毎年見直されています。
1.太陽光出力10kW未満
太陽光発電システムで発電した電力は、まず自分の家で使われます。使わずに余った電力を電力会社に売る「余剰売電」ができます。
夜間や曇りの日など、自宅での電気消費量が発電量を上回った場合には、電力会社から電力を購入します。
売電価格は売電契約締結時の価格が10年間保証(固定価格買い取り制度利用の場合)されます。
余剰売電(発電量が自家消費量を上回るとき)
買電(発電量が足りないとき)
2.太陽光出力10kW以上
発電した電力すべてを電力会社が買い取る「全量買取り」が適用されます。自宅で使う電力は電力会社から購入します。
電力会社に電気を売る売電単価は、電気を買う買電単価より高く設定されています。つまり、高く売って安く買うことができるということです。
全量売電
